FlashLabs、サイバーセキュリティ特化AIモデル「OrcaCyber Zero 1.5」を提供開始 脆弱性の発見・検証を支援

FlashLabsは2026年10月、米国のAI研究機関Continuum AIが開発したサイバーセキュリティ特化型AIモデル「OrcaCyber Zero 1.5」の提供を、AI推論ゲートウェイ「OrcaRouter」を通じて開始した。前モデルから機能を強化し、未知の脆弱性の発見や複雑な攻撃経路の調査、悪用可能性の検証などを自律的に支援する。利用対象は、信頼できるセキュリティ研究者やレッドチーム、認可されたセキュリティテストを行う利用者で、審査制で提供する。

同モデルは、100万トークンのコンテキストウィンドウやネイティブなツール呼び出し、JSON形式の構造化出力に対応する。大規模なコードベースや複雑な攻撃対象を横断的に調査し、脆弱性の発見から検証までを支援する設計だ。提供元の発表によると、既知の脆弱性の再現能力を測る「CVE-Bench」で95.8%、サイバーセキュリティの実行タスクを評価する「Cybench」で100%、コード生成能力を測る「HumanEval+」で93.9%を記録した。

また、前モデル「OrcaCyber Zero 1.0」を搭載した自律型セキュリティシステム「OrcaCyber」は、実在する脆弱性の再現能力を測る「CyberGym Level 1」で1,507件中1,477件を再現し、2026年10月11日時点でリーダーボードの上位3位に入ったという。同社調べによる。

利用には、企業または所属機関のメールアドレスによる申請と手動審査が必要となる。料金は入力100万トークン当たり3米ドル、出力100万トークン当たり7.50米ドル。FlashLabsは、セキュリティ特化型AIモデルの改善を通じて、脆弱性の発見・検証・修正の迅速化と、国内組織のセキュリティ体制強化を支援する。

 

引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000138449.html