日立、AIエージェントで脆弱性情報の収集・評価を効率化

日立製作所は、「脆弱性・パッチ探索分析レポートサービス」で、脆弱性情報やセキュリティパッチを自動収集し、企業システムへの影響度や対応優先度を分析する。情報収集には自動化プログラム、情報整理やリスク評価にはAIエージェントを活用する。
自動化プログラムが脆弱性情報データベースやソフトウエアベンダーの公式サイト、セキュリティアドバイザリーなどを巡回し、公開された情報を24時間365日収集。収集した情報を企業のシステム構成と照合し、AIエージェントが自社システムに影響する脆弱性やパッチを抽出する。
さらに、脆弱性の深刻度や悪用可能性などを踏まえてリスク評価に必要な情報を整理し、対応優先度の判断を支援する。パッチ適用についても、脆弱性情報とシステム構成管理表をAIエージェントで照合し、対象製品やバージョンへの影響有無を判定する。
日本取引所グループ(JPX)をファーストユーザーとして、2026年7月から9月に効果検証を実施した。担当者が行った場合に1日約2.5時間かかっていた脆弱性情報の収集を約0.5時間に短縮でき、業務で活用できる情報品質も確認した。パッチ適用の要否についても、AIエージェントの判定結果を参考に担当者が最終判断できることを実証した。
引用元記事:https://it.impress.co.jp/articles/-/29828



