ポジティブワン、EUサイバーレジリエンス法対応のRTOS「SCIOPTA」を国内提供 IoT・車載などのセキュリティを強化

ポジティブワンは2026年9月18日、スイスのSCIOPTA Systemsが開発する高信頼性リアルタイムOS(RTOS)およびミドルウェア「SCIOPTA」の日本市場向け提供を発表した。EUサイバーレジリエンス法(CRA)の要件に対応した製品として、欧州市場に製品を展開する日本企業などに提供する。

CRAは2027年12月に全面適用を予定しており、デジタル要素を含む製品に対するサイバーセキュリティ要件が強化される。SCIOPTAは、IoT機器や産業用制御システム、自動車、医療機器などを対象に、開発段階からセキュリティを組み込む「セキュア・バイ・デザイン」を支援する。

同製品は、タスク間通信に直接的なメモリ共有を行わないメッセージパッシング方式を採用。MMUやMPUにも対応し、モジュール間の分離によって不正なメモリアクセスやメモリ汚染などへの対策を図る。また、納品物にはSPDX形式のSBOMを標準提供し、SHA256ハッシュやPGP署名付きでコンポーネントを提供することで、サプライチェーンの透明性やソフトウェアの完全性確保を支援する。

機能安全では、TÜV SÜDによるIEC 61508 SIL3、EN 50128 SIL4、ISO 26262 ASIL Dの認証を取得。対象デバイスはIoTエンドポイント、車載ECU、エッジコンピューティング機器、産業・医療用コントローラなどとしている。

 

引用元記事:https://www.dreamnews.jp/press/0000357243