クオリティア、メール・セキュリティ・AIを統合した「QUALITIA MAIL SS」を発表 2027年1月提供開始

クオリティアは9月14日、メールシステムとメールセキュリティ、AI活用機能を統合した新世代のメール基盤SaaS「QUALITIA MAIL SS」を発表した。2027年1月下旬から提供を開始する。また、新たなメールセキュリティ機能として「ドメインAI判定機能」と「ブラックURL検知機能」も提供する。

企業のメール環境では、生産性や効率性、セキュリティ向上を目的にさまざまな製品が導入され、システムの複雑化や運用負荷、コスト増加が課題となっている。クオリティアは、メールシステムの開発・運用で培ったノウハウを生かし、セキュリティとAIを融合した「QUALITIA MAIL SS」を開発した。

「QUALITIA MAIL SS」は、直感的に操作できるユーザーインターフェースを採用し、ビジネスメールに適したAI機能を搭載する。返信メール文案の自動生成やメール本文の要約、宛先のAI判定、ブラックURLの検知などに対応するほか、メールの文面から送信者の感情やストレス状態などを可視化する「感情診断」機能も備える。

メールセキュリティでは、スパム対策、ウイルス対策、誤送信防止、パスワード付きZIPファイル送信対策、標的型メール攻撃対策などを提供する。また、BIMI(Brand Indicators for Message Identification)にも対応し、送信者の真正性確認を支援する。

新機能の「ドメインAI判定機能」は、メール誤送信防止SaaS「Active! gate SS」に搭載し、2026年11月上旬にプレビュー提供、2027年1月に一般販売を開始する予定。メール送信時に宛先メールアドレスのドメインとメール本文内の企業名を照合し、送信内容の整合性を確認する。

照合には、ドメインと企業名をひも付けた独自データベースに加え、AIによる文脈解析と複数段階のマッチングロジックを活用。企業名の表記揺れにも対応する。利用料金は1ユーザー当たり月額500円(税別)からを予定している。

「ブラックURL検知機能」は、標的型メール攻撃対策SaaS「Active! zone SS」とオンプレミス型製品「Active! zone」に2026年11月上旬に実装する予定。Proofpoint傘下のクラウドセキュリティ企業Hornetsecurityと連携し、同社の「IsItPhishing Threat Detection」を活用してメール本文や添付ファイルに含まれるURLを解析する。フィッシングサイトや悪意のあるサイトへの誘導を検知し、メール経由のサイバー攻撃対策を強化する。

引用元記事:https://japan.zdnet.com/article/35252584/