オルカ・セキュリティ、日本語対応を開始 クラウド・AIセキュリティ事業を日本市場で強化

クラウドおよびAIセキュリティを手がける米オルカ・セキュリティは、同社の「Orca Security Platform(オルカ・セキュリティ・プラットフォーム)」の日本語対応を開始した。日本国内のセキュリティチームは、導入から脅威の検知、対応まで、プラットフォームを日本語で利用できるようになる。
今回の日本語対応は、日本市場への取り組みを強化する一環で、アジア太平洋・日本地域における事業拡大を進める同社の戦略の一部となる。
日本企業ではクラウドやAIの導入が加速しており、それに伴ってクラウドセキュリティへの需要も高まっている。IDCの市場予測によると、日本のパブリッククラウドサービス市場は、企業によるAI関連投資などを背景に、2025年の4兆5000億円から2030年には10兆1000億円へ拡大する見通しだ。マルチクラウド環境の複雑化や規制要件の厳格化が進む中、日本語で利用でき、国内のデータレジデンシーやコンプライアンス要件にも対応しやすいセキュリティツールへのニーズが高まっている。
日本語対応により、日本語を使用するセキュリティチームや開発チームは、プラットフォームのメニュー操作、アラートの詳細確認、ダッシュボードウィジェットの閲覧、プロフィール管理などを日本語で行えるようになった。言語の壁を低減することで、リスクの検知や優先順位付け、是正対応を迅速化する狙いがある。
オルカ・セキュリティのアジア太平洋地域リーダー、ダニエル・ケイダー氏は、日本企業でクラウドやAIの導入が急速に進む中、セキュリティチームが母国語以外での業務を強いられるべきではないと指摘。日本語対応によって、国内チームがリスクの検知から優先順位付け、是正までをより迅速かつ明確に進められるとしている。
また、マイネットの堀越裕樹CTOは、日本語対応によってリスクの優先順位付けから是正措置までのセキュリティ運用スピードが向上したとコメントしている。
オルカ・セキュリティは、日本語対応に加え、パートナー戦略や現地チームの拡充を進めることで、日本市場での事業基盤を強化していく方針だ。
引用元記事:https://www.businesswire.com/news/home/20260806136648/ja



