ユーザベース、Abnormal AIを採用 標的型攻撃メールを月約3,000件追加ブロック

Abnormal AI, Inc.は2026年8月25日、経済情報プラットフォーム「Speeda」や経済ニュースプラットフォーム「NewsPicks」を運営するユーザベースが、メールセキュリティ強化を目的に、Abnormal AIの行動解析AIセキュリティプラットフォームを採用したと発表した。保護対象は2,000メールボックス。

ユーザベースでは、Google Workspaceの迷惑メールフィルタを一次防御として利用してきたが、同フィルタをすり抜ける標的型攻撃メールへの対応が課題となっていた。特に、フィッシングメールを起点とした攻撃への対応や、ユーザーが不正なリンクをクリックした後の調査、パスワードリセットなどにセキュリティチームの負荷が生じていたという。

新たなメールセキュリティソリューションの選定では、「検知精度の高さ」「運用負荷の低さ」「検知後の隔離・修復作業の自動化」を重視した。Abnormal AIは、メールの送受信履歴や組織内外の関係性、通常のコミュニケーションパターンなどをAIで分析し、通常時とは異なる特徴を持つメールを検知する。

また、Google WorkspaceとAPIで連携できるため、既存のメール環境を大きく変更せずに導入できる点も評価された。検知後のメールの隔離や修復も自動化でき、セキュリティ担当者の運用負荷軽減につなげる。

導入後は、Google Workspaceの迷惑メールフィルタを通過していた標的型攻撃メールを月平均約3,000件追加でブロック。約4カ月間では、攻撃メールやフィッシングメールなど約3万件を検知した。ユーザーの受信トレイに届いた攻撃メールについても、そのほとんどを開封前に自動修復したという。

ユーザベースは今後も、AIを活用したメールセキュリティによって標的型攻撃への防御を強化し、セキュリティチームの対応負荷を抑えながら安全な業務環境の構築を進める。

 

引用元記事:https://news.livedoor.com/pr_article/detail/32150786/