Responsible Fintech InstituteとSafeheron、NEARテストネットで量子安全ウォレットを試験

Responsible Fintech Institute(責任あるフィンテック研究所)は、暗号資産のカストディソリューションを提供するSafeheronと協力し、NEARテストネット上で量子コンピューターによる攻撃への耐性を高めた「量子安全ウォレット」の生成・送金に関するパイロットプログラムを開始した。
今回の取り組みは、将来的な量子コンピューティングの進展によって既存の暗号技術が脅威にさらされる可能性を見据え、暗号資産分野におけるポスト量子時代のセキュリティ基盤の構築を目指すもの。NEARのテストネットを活用して、量子安全なウォレット技術の実用性や運用面を検証する。
Responsible Fintech InstituteとSafeheronは、金融機関や規制当局などとも連携しながら、量子コンピューティング時代に対応した金融インフラの整備を進める考えだ。暗号資産の保管や送金におけるセキュリティ対策を強化することで、デジタル資産を利用する企業やユーザーの信頼向上につなげる。
量子コンピューターの実用化が進めば、現在広く利用されている暗号方式の一部が将来的に脅威にさらされる可能性がある。そのため、暗号資産業界では、量子耐性を備えた暗号技術やウォレットなど、ポスト量子暗号(PQC)を見据えた対策が課題となっている。
今回のパイロットは、こうした将来的なリスクに備える取り組みの一つと位置付けられる。両者は今後、検証結果を踏まえ、金融機関を含む暗号資産業界での量子安全技術の普及につなげることを目指す。
引用元記事:https://coinfomania.com/ja/banks-collaborate-on-quantum-safe-solutions-via-near-testnet-ja/



