シリコン・ラボ、低消費電力Bluetooth LE SoC「BG2B」を発表 高セキュリティ・測距機能・CAN-FDを統合

シリコン・ラボラトリーズは、Bluetooth® Low Energy(LE)対応ワイヤレスSoC「BG2B」を発表した。低消費電力性能に加え、Bluetoothチャネルサウンディング、Secure Vault™ Highセキュリティ、CAN-FDなどの機能を統合し、小型・長寿命・低コストなIoTデバイス開発を支援する。
BG2Bは、同社のBluetooth LE製品群で最も低消費電力となるアーキテクチャを採用。デュアル出力DC-DC電源やマルチコア設計により、動作時や受信時、スリープ時の消費電力を低減し、バッテリ駆動デバイスの長時間利用を可能にする。既存の低消費電力Bluetooth LE SoCと比較して、MCUアクティブ電流を14〜15%削減し、RAM保持時のEM2スリープ電流は1.1µAを実現した。
また、Bluetoothチャネルサウンディングの高度な機能として、Mode 3、NADM、Inline PCTに対応。セキュアな測距や位置認識機能を活用するスマートホーム機器、資産追跡タグ、電子棚札(ESL)、産業用モニタリング機器などの開発を支援する。
さらに、CAN-FD、LEDドライバ、デュアル12ビットADCなどの周辺機能をSoC内に統合。外付け部品の削減により、基板面積や部品コストの低減を実現し、商用車やフリート管理、産業機器のワイヤレス診断用途にも対応する。
セキュリティ面では、同社独自の「Secure Vault™」技術を搭載し、デバイスID、ファームウェア、暗号鍵、機密データを保護する。PSA認証レベル3への対応を想定した設計により、EUのサイバーレジリエンス法(CRA)など、今後強化されるIoTセキュリティ要件への対応を支援する。
シリコン・ラボは、BG2Bを通じて、より高度なセンシングやAI処理、ワイヤレス通信機能を求めるIoT市場に向け、低消費電力・高セキュリティ・高集積なデバイス開発基盤を提供していく。
引用元記事:https://www.dreamnews.jp/press/0000358291



