RGS、生成AI利用時の情報漏洩を防ぐセキュリティソリューション「SecureGo」を提供開始

RGS株式会社は8月3日、生成AIの業務利用に伴う情報漏洩リスクに対応する新ソリューション「SecureGo」の提供を開始した。

同サービスは、企業が生成AIを安全に活用できる環境づくりを支援するもので、AI利用時の情報漏洩対策と従業員向け教育を組み合わせたセキュリティソリューションとなる。発表会にはブランドアンバサダーに就任した柔道金メダリストの角田夏実氏も登壇し、自身の競技経験を踏まえながら「守り」の重要性を語った。

RGSは2012年創業のIT企業で、金融機関や年金システムなど社会インフラを支える大規模システム開発に携わってきた。近年では、ソフトウェアテスト自動化ツール「AT-1」や、COBOLなどのレガシーシステムをJavaへ変換する「CopelarGo(コペラルゴー)」など、自社プロダクトの開発にも注力している。

金融系システム開発で培った品質管理や自動化技術を強みに、生成AI活用における新たなセキュリティ課題への対応として「SecureGo」を開発した。

生成AIの普及に伴い、企業が管理していないAIサービスを従業員が利用する「シャドーAI」が問題視されている。業務効率化が期待される一方で、機密情報や個人情報が意図せずAIへ入力されるリスクが高まっている。

RGSでは、自社で生成AI活用を検討する中で、十分なセキュリティ対策を備えながら安心して利用できるサービスが不足していたことが開発の背景にあるとしている。「自分たちが安心して使える環境を作る」という考えから、SecureGoの開発に着手した。

SecureGoはWindowsおよびmacOSに対応し、クラウド版とオンプレミス版を展開する。AIへの入力内容を214種類のルールに基づきリアルタイムで監視し、氏名やマイナンバーなどの機密情報を検知した場合には送信を制御する。

発表会では、機密情報を含む文章を生成AIへ入力した際に、システムが即座に検知して送信を停止するデモを実施。さらに、必要に応じて対象箇所を自動で伏せ字にする「マスク処理」により、安全な状態でAIへ送信できる機能も披露された。

単純に生成AIの利用を制限するのではなく、業務効率を維持しながら情報漏洩リスクを低減できる点が特徴だ。

また、端末管理やログ収集・分析、情報漏洩対策など、従来は複数のセキュリティ製品で個別対応していた機能を一元化。企業の運用負担を軽減しながら、安全な生成AI活用環境の構築を支援する。

引用元記事:https://corriente.jp/rgs-securego-event-report/