Sui財団、ビットコイン金融基盤「Hashi」テストネット開始 新セキュリティ機能も公開

レイヤー1ブロックチェーン「Sui」を支援するSui Foundationは、ビットコイン(BTC)を活用した金融基盤「Hashi(ハシ)」のテストネットを開始した。開発者や金融機関、カストディ事業者は、メインネット公開に先立ち、BTCを担保とする金融サービスの開発やシステム統合、運用検証を進められるようになる。

Hashiは、ビットコインをネットワーク上にロックしたまま、その保有を表す受領トークン「hBTC」をSui上で発行し、レンディングや借入、信用市場などのDeFiサービスで活用できる金融インフラ。ネイティブBTCを維持したまま運用できる点を特徴とする。

今回のテストネットでは、新たなセキュリティ機能「Guardian Layer(ガーディアンレイヤー)」も公開された。担保資産の不正な移動を検知し、システム外への送金を遅延・阻止できる仕組みを備えるほか、各BTC担保は2-of-2マルチシグで保護され、HashiのバリデータによるMPC署名とガーディアンの署名の双方がなければ移動できない設計となっている。

Sui Foundationは、従来のラップドBTCや中央集権型の仲介モデルが抱える透明性や資産管理上の課題を解消し、機関投資家も利用しやすいビットコイン金融基盤の構築を目指すとしている。

また、米投資顧問会社Wave Digital Assetsは、Hashiを活用したビットコイン利回り付き債券商品のトークン化に3年間取り組む方針を表明した。7月22日時点で、BitGo、Blockdaemon、Ledger、Bullish、Cumberland、FalconXなど25社超がローンチパートナーとして参画している。

引用元記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/ffdcd3d8c38b105e72bc41dd86b84c42c6a6d6a9