ソラコム、IoT向け通信制御機能「VPGトラフィックフィルタリング」を提供開始

ソラコムは、IoTプラットフォーム「SORACOM」において、ネットワークセキュリティを強化する新機能「VPGトラフィックフィルタリング」の提供を開始する。IoTデバイスからの通信を宛先ごとに制御し、高いセキュリティが求められる業界のネットワーク保護を支援する。
新機能は、Virtual Private Gateway(VPG)の付加価値サービスとして提供され、2026年7月7日から利用可能。IoTデバイスから発生するアウトバウンド通信を、宛先IPアドレスやポート番号、プロトコル、ドメイン名などの条件に基づいて細かく制御できる。
これにより、あらかじめ許可した通信先のみにアクセスを限定できるため、IoTデバイスがマルウェア感染や不正改ざんの被害を受けた場合でも、意図しない外部への通信や情報漏えい、被害拡大を防止できるとしている。
製造業や金融業、警備業など、厳格なセキュリティ要件が求められる業界での利用を想定しており、センサーや各種機器から収集したデータを特定のエントリポイントのみに送信するケースや、法令・業界基準に基づき通信先を限定する用途などに対応する。
VPGは、SORACOM上に構築される専用ネットワークゲートウェイで、アクセス先の制御やユーザー環境とのプライベート接続などを実現する機能。今回追加された「VPGトラフィックフィルタリング」は、VPG上のファイアウォール機能として動作し、ネットワークレベルで柔軟なアクセス制御を提供する。
設定はSORACOMユーザーコンソールから直感的に行えるほか、SORACOM APIを利用したプログラムによる設定変更にも対応する。対応するVPGはType-F、Type-F2、Type-Gで、利用には別途申し込みが必要となる。
ソラコムは、「IoTテクノロジーの民主化」を掲げ、認証、暗号化、アクセス制御など多層的なセキュリティ機能を提供してきた。今回の機能追加により、IoTシステムにおけるネットワークセキュリティをさらに強化し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)や安全なIoT活用を支援していくとしている。
引用元記事:https://voix.jp/mobile/soracom-vpg-traffic-filtering/



