CDNetworks、マルチモデルAI基盤向け配信・セキュリティソリューションを提供開始

CDNetworksは、複数の大規模言語モデル(LLM)を統合して利用するマルチモデルAIプラットフォーム向けの配信・セキュリティソリューションの提供を開始した。AIゲートウェイやAIエージェント、AIアグリゲーションプラットフォームなどを対象に、低遅延な配信と高度なセキュリティを両立し、グローバルなAIサービス運用を支援する。
生成AIの企業利用が拡大する中、用途やコスト、性能に応じて複数のAIモデルを使い分ける需要が高まっている。一方で、リージョンをまたぐ通信によるレイテンシの増加や急激なアクセス集中、外部公開APIを狙ったサイバー攻撃など、新たな運用・セキュリティ課題への対応が求められている。
新ソリューションは、同社のグローバルネットワークとエッジネイティブなセキュリティ機能を統合したもの。世界3,000カ所以上のPoP(Point of Presence)を活用し、AI推論リクエストを最適な経路へルーティングすることで通信遅延を抑制し、高い可用性と安定したサービス品質を実現する。
高速化機能では、インテリジェントルーティングに加え、HTTP/2、HTTP/3、WebSocketをサポートし、クロスリージョン環境におけるAI推論レスポンスを最適化する。
セキュリティ面では、エッジで稼働するWAAP(Web Application and API Protection)を中心に、DDoS対策、WAF(Web Application Firewall)、Bot対策、API保護を組み合わせ、AIモデルAPIを狙った不正アクセスやAPI悪用を多層的に防御する。
運用面では、統合管理コンソールによる一元管理、リアルタイム監視・分析機能、24時間365日の現地言語サポートを提供し、グローバル環境での運用負荷軽減を図る。
同社によると、本ソリューションはすでにグローバルAIアグリゲーションプラットフォームで導入されており、特定環境でグローバル通信レイテンシを70%、オリジンサーバーの帯域利用を60%削減するとともに、AIモデルAPIに対する継続的なセキュリティ保護を実現したとしている。
CDNetworks APAC Head of SalesのAntony Li氏は、AIアグリゲーションプラットフォームの価値を最大限に引き出すには、高可用性と高いセキュリティを備えたインフラが不可欠だとした上で、今回のソリューションにより、AIサービス事業者が世界規模で安定したAI体験を提供できる基盤を支援するとコメントしている。
引用元記事:https://news.livedoor.com/pr_article/detail/31762149/



