Fortinet Korea、D.CAMPと連携しスタートアップ向けAI時代のサイバーセキュリティ支援を開始

Fortinet Koreaは、韓国銀行圏青年創業財団D.CAMPと連携し、スタートアップ向けのサイバーセキュリティ教育・コンサルティングプログラムを開始する。AIの普及に伴い高まるセキュリティリスクに対応するため、資金や人材が限られる創業・成長期企業を対象に、実践的なセキュリティ対策を支援する。

プログラムは「今日一日、あなたの最高情報セキュリティ責任者(CISO)」をコンセプトに、スタートアップが成長過程で直面するセキュリティ課題への対応力向上を目的としている。AI活用の拡大に伴い、データ保護やサービスの安定運用、AI利用時のリスク管理などが重要性を増す一方、初期企業では十分なセキュリティ体制を構築することが難しい状況を踏まえた取り組みだ。

プログラムはオンラインとオフラインの2回構成で実施される。7月14日のオンラインウェビナーでは、「AI時代にスタートアップが見落としがちなセキュリティ常識」をテーマに、生成AI利用時のデータリスクやクラウド・SaaS環境の基本的なセキュリティ対策、小規模組織における優先順位の考え方などを解説するほか、参加者との質疑応答も行う。

続く7月23日のオフラインセミナーでは、ウェビナーで寄せられた課題をもとに、開発人員が限られる企業のセキュリティ対策やAI活用スタートアップ向けのデータ保護戦略など、実践的な事例を交えて解説する。オンラインとオフラインの両方に参加した先着3社には、1対1の個別コンサルティングも提供する。

Fortinet Koreaのキム・ヨンピョCISOは、「AI導入の加速とともにスタートアップが直面するセキュリティリスクも拡大しているが、初期企業ほど対策に充てられるリソースは限られている。今回のプログラムを通じて、自社に適したセキュリティの優先順位を整理し、実務に生かせる対策を検討してほしい」とコメントした。

Fortinet Koreaにとって今回の取り組みは、スタートアップ市場への支援を通じて将来の顧客基盤を拡大する狙いもある。生成AIの普及によるクラウド利用の拡大を背景に、早期からセキュリティ体制の整備を支援することで、長期的な市場開拓につなげる考えだ。

一方、D.CAMPは韓国銀行圏青年創業財団が運営するスタートアップ支援プラットフォームで、今回の協業を通じて入居企業や提携スタートアップのセキュリティ強化を後押しする。

引用元記事:https://finance.biggo.jp/news/fba93fb3-f430-4ecf-84ad-a5c67a513eca