OBC、「奉行クラウド」のセキュリティー・AI戦略を発表 AIエージェント開発とSCS対応を強化

オービックビジネスコンサルタント(OBC)は、全国13会場で開催中の販売パートナー向け戦略発表会「OBC Partner Conference 2026」において、「奉行クラウド」のセキュリティーおよびAI戦略を発表した。ランサムウェア対策やAI活用を強化するとともに、経済産業省が推進する「サプライチェーン・セキュリティ(SCS)評価制度」への対応を進める。

ランサムウェア被害が拡大する中、「奉行クラウド」はMicrosoft AzureのPaaSを基盤としたSaaSサービスとして、アプリケーション権限からOSやデータベース基盤へアクセスできない「権限分離設計」を採用。日本マイクロソフトとの連携のもと、利用企業のセキュリティー強化を図る。

AI分野では、バックオフィス業務で実践的に活用できるシナリオを組み込んだ「奉行AIアシスタント」の提供を推進するほか、自律的に業務を遂行する「奉行AIエージェント」の開発構想を発表した。会場ではAIエージェントを初公開し、販売パートナーの新たなビジネス機会創出と顧客の業務効率化を支援する方針を示した。

また、経済産業省のSCS評価制度への対応では、販売パートナーが顧客企業のセキュリティー対策状況を客観的に評価・提案できる体制を整備。「奉行クラウド」は同制度で求められるシステム要件の多くに対応しており、パートナーとの連携を通じて、企業のセキュリティー対策の高度化を後押しする。

引用元記事:https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20260703_216207.html