アクセンチュア、OTセキュリティ事業を強化 Dragos株式過半取得とrunZero・NetRise買収へ

アクセンチュアは、100億ドル規模のサイバーセキュリティ事業を強化するため、OT(Operational Technology)セキュリティプラットフォームを提供するDragosの株式過半数を取得するとともに、アセットインテリジェンス企業のrunZeroと、デバイス・ソフトウェアサプライチェーンセキュリティを手がけるNetRiseの全株式を取得すると発表した。

今回の3社の取り込みにより、電力網やパイプライン、製造・物流施設、データセンターなど重要インフラや製造現場向けのOTセキュリティサービスを強化する。アクセンチュアが培ってきたOTセキュリティの知見や産業データ、重要インフラ事業者とのネットワークと、Dragosの脅威検知技術やベンダー非依存型プラットフォームを組み合わせ、拡大するサイバーリスクへの対応力を高める。

さらに、runZeroのエクスポージャー評価やアタックサーフェス管理機能、NetRiseのファームウェアレベルでデバイスの脆弱性を可視化する技術を統合することで、OT環境全体の可視化と脅威の迅速な検知・対応を実現する統合ソリューションを提供する。

これにより、産業・重要インフラ事業者は、OTネットワーク全体を一元的に把握し、稼働中のアセットをリアルタイムで監視しながら、サイバー攻撃への迅速な対応が可能になるとしている。

近年、産業用制御システム(ICS)やIoT、センサー、クラウド接続デバイスなどを含む拡張型OT環境(xOT)は急速に拡大している。AIの活用が産業分野で進む一方、攻撃者側もAIを利用してIT環境からOT環境への侵害を加速させており、重要インフラを取り巻くサイバーリスクは高まっている。

アクセンチュアは、こうした環境変化を踏まえ、xOT向けデータセットやAIを活用した防御能力を強化し、企業や政府機関の重要インフラ防御を支援していく方針だ。

引用元記事:https://news.nicovideo.jp/watch/nw19494656