CyeraとDelineaが製品統合 機微データへの特権アクセスを可視化しリスク対応を強化

AI向けデータセキュリティ基盤を提供するCyeraは、アイデンティティセキュリティ企業Delineaとの製品統合を発表した。両社の連携により、特権アクセス権と機微データの露出状況を結び付け、各アイデンティティがどのデータへアクセス可能かを自動的に可視化できるようになる。
企業では人やマシンに加え、AIエージェントの利用拡大によってアイデンティティの数が急増している。こうした環境下で、どの特権アイデンティティが重要なデータへ到達可能なのかを把握し、侵害発生前に対策を講じることはセキュリティ部門にとって大きな課題となっている。
今回の統合では、Cyeraのデータセキュリティポスチャ管理(DSPM)がクラウドおよびオンプレミス環境のデータストアを横断して機微データを継続的に発見・分類・監視。その分類情報や露出状況のコンテキストをAPI経由でDelineaに連携する。Delineaは各アイデンティティとアクセス可能なデータを自動的に関連付け、リスク評価を継続的に更新する仕組みを構築した。
これにより、重要なデータへアクセスできるアカウントのリスクスコアが自動的に引き上げられ、セキュリティチームはデータの機微性や露出度に基づいてアクセスレビューや最小権限の適用を優先的に実施できるようになる。また、人、マシン、AIエージェントを含むあらゆるアイデンティティにおいて、リスクの高いアクセス経路を特定し、優先順位を付けて是正することが可能になる。
Delineaの社長であるChris Kelly氏は、「アクセスリスクとデータリスクを別々のツールで管理し、それらを人手で結び付ける運用はもはや現実的ではない」と指摘。そのうえで、今回の統合によってアイデンティティとデータの文脈を一元的に把握できるようになり、企業が本当に重要なリスクへ集中できるようになるとの考えを示した。
引用元記事:https://www.atpartners.co.jp/news/2026-06-18-cyera-a-data-security-company-merges-with-delinea-to-integrate-identity-and-data-risk-management



