アライドアーキテクツとNyx Foundation、AIエージェント活用のDeFiセキュリティ検証を開始 機関投資家の参入促進へ

AX(AI Transformation)支援を手がけるアライドアーキテクツは、Nyx Foundationと共同で、AIエージェントを活用してDeFi(分散型金融)プロトコルのセキュリティ耐性を評価する実証実験(PoC)を開始した。オンチェーン金融市場の拡大を背景に、上場企業や機関投資家が安心して参入できる環境整備を目指し、客観的かつ説明可能な安全性評価手法の確立に取り組む。
近年、DeFi市場の預かり資産総額(TVL)やステーブルコイン市場、トークン化現実資産(RWA)が急速に拡大する一方、運用や設定ミスを起点とした大規模なセキュリティ事故も発生している。両社は、従来のコード中心の監査では把握しきれないリスクに対応するため、AIバグ発見システム「SPECA(Specification-to-Checklist Agentic Auditing)」と形式検証エージェントを活用し、スマートコントラクトのロジックだけでなく、運用体制やガバナンスまで含めた包括的な検証を実施する。
PoCでは、レンディングやDEX(分散型取引所)など代表的なDeFiカテゴリーから対象プロトコルを選定し、脆弱性の検出や攻撃シナリオの再現、リスク評価を行う。検証プロセスはJSON形式のログとして記録し、第三者が検証可能な形で証跡を残すことで、透明性と説明責任を確保する。
Nyx FoundationはAIエージェントの運用や検証結果のレポート作成を担い、アライドアーキテクツは上場企業の監査・ガバナンスの観点から評価項目の設計やプロトコル運営者との連携、国内企業・投資家向けの普及活動を担当する。
両社は今後、検証パターンや攻撃再現コードを蓄積し、評価手法の標準化と量産化を進める方針。安全性の根拠を第三者が追跡・検証できる仕組みを整備することで、オンチェーン金融に対する信頼性向上と、企業や機関投資家の参入促進につなげたい考えだ。
引用元記事:https://news.nicovideo.jp/watch/nw19406324?news_ref=watch_20_nw18819622



