JSOL、自律型ペネトレーションテスト基盤「NodeZero」を国内初のMSSPとして提供開始

株式会社JSOLは6月1日、米国のサイバーセキュリティ企業Horizon 3 AIが提供する自律型ペネトレーションテストプラットフォーム「NodeZero」の提供を開始したと発表した。国内では唯一のマネージドセキュリティサービスプロバイダー(MSSP)として展開し、導入から運用支援までを一体的に提供する。
NodeZeroは、攻撃者の視点を再現するAIと自動化技術を活用し、企業のIT環境に存在する侵入経路や設定不備、認証情報のリスクを継続的に検出する自律型ペネトレーションテストプラットフォームである。実際のサイバー攻撃と同様の手法でシステムへの侵入を試みることで、優先的に対処すべき脆弱性やリスクを可視化し、改善後の検証まで支援する。
従来のペネトレーションテストでは、専門人材の確保や複雑なテストシナリオの準備が必要だったが、NodeZeroでは対象環境を設定するだけで自律的にテストを実施できる。社内ネットワークや外部公開システムを対象に継続的な評価を行い、実際に悪用される可能性のある攻撃経路や想定被害範囲をレポートとして提示する。
JSOLはMSSPとして、顧客環境に応じた導入支援やテスト実施計画の策定に加え、NodeZeroが出力する評価結果を日本語で整理・分析し、報告まで行う。また、リスクが発見された際には初動対応や修正方針の検討を支援するほか、必要に応じて他のセキュリティソリューションと組み合わせた高度な評価や、セキュリティガイドラインへの準拠支援、監査対応支援も提供する。
近年、サイバー攻撃の高度化に伴い、脆弱性診断だけでは把握しきれない実際の侵入リスクを評価するペネトレーションテストへの関心が高まっている。一方で、専門人材不足や実施コストの高さが導入の障壁となっていた。JSOLはNodeZeroの提供を通じて、企業がより効率的かつ継続的に攻撃者視点でのセキュリティ評価を実施できる環境を整え、サイバーリスクの低減を支援していく考えだ。
引用元記事:https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/2113427.html



