ジーグラビティ、AI駆動型アプリケーションセキュリティ製品「Mend.io」の提供開始 公共分野や製造業向け展開を強化

公共DX事業を手がけるジーグラビティは、米国のアプリケーションセキュリティ企業Mend.ioと代理店契約を締結し、AI駆動型アプリケーション開発セキュリティプラットフォーム「Mend.io」の国内提供を6月2日に開始した。官公庁をはじめ、医療機器や自動車関連機器の開発企業、システム開発事業者などを主要なターゲットとして展開する。
生成AIの急速な普及に伴い、ソフトウェア開発におけるセキュリティ管理の重要性が高まっている。AIによるコード生成の活用が広がる一方で、新たな脆弱性の発見やサイバー攻撃の高度化、AI特有のハルシネーション(誤情報生成)リスクなどへの対応が課題となっている。さらに、ソフトウェアサプライチェーンの安全性確保やSBOM(ソフトウェア部品表)管理への関心も高まっている。
今回提供を開始した「Mend.io」は、AIを活用してソースコードやコンテナ、オープンソースソフトウェア(OSS)、AI関連コンポーネントを包括的にスキャンし、脆弱性を一元管理するDevSecOps向けプラットフォーム。検出した脆弱性について「到達可能性」や「悪用可能性」を分析し、優先的に対応すべきリスクを高精度に特定できる点を特徴としている。
また、悪意のあるAIパッケージの検出やAIレッドチーミングなど、生成AI時代に求められるAI固有のセキュリティ対策機能を備えており、アプリケーションセキュリティとAIリスク管理を統合的に実施できる。
料金は年間ユーザーライセンス制で、「Mend AppSec」が20万円、「Mend AI」がオプションで6万円、「Mend Renovate Enterprise」が5万円(いずれも税別)。ジーグラビティは国内販売に加え、日本語によるサポートやアフターサービスも提供する予定だ。
同社は今後、特に公共分野での導入を推進するとともに、製造業やシステム開発企業への展開を拡大する方針で、2026年度中に複数業界での実証プロジェクト実施と数千人規模のユーザー獲得を目指している。生成AI活用が進む中、アプリケーション開発段階からセキュリティを組み込む「DevSecOps」の重要性が高まっており、同製品の展開を通じて国内企業のセキュリティ強化を支援していく考えだ。
引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000184460.html



