クラロティ、CPS向けAIセキュリティエージェント「Claroty Claire」を提供開始 重要インフラのリスク管理を自動化

CPS(サイバーフィジカルシステム)およびOTセキュリティを手がけるクラロティは、CPS環境に特化したAIセキュリティエージェント「Claroty Claire(クラロティ・クレア)」の提供を開始した。10年以上にわたり蓄積した業界知見と大規模なCPSデータレイクを学習した独自の言語モデルを搭載し、重要インフラや産業システムにおけるリスクの特定から対策実行までを支援する。

AIの普及に伴い、産業設備や医療機器、公共インフラなどのサイバーフィジカルシステムを狙った攻撃リスクが高まる中、企業には従来以上に迅速かつ高度なセキュリティ対策が求められている。クラロティは、一般的なAI活用型セキュリティツールがスピードを優先する一方で、重要インフラ保護には高い精度と信頼性が不可欠だとし、CPSに特化したAIエージェントの開発に取り組んできた。

Claroty Claireは、同社の脅威調査チーム「Team82」による研究成果を基盤に構築されており、世界60カ国以上、50を超える業界・分野、2万カ所以上の拠点から得られた知見を活用する。さらに、6500社以上のOEMや医療機器メーカーに関する情報も学習データに取り込んでいる。

主な機能として、事業継続性に影響を与える脆弱性の優先順位付けと対策支援、ミッションクリティカルな環境の安全性や可用性を維持するための運用支援、規制要件やOEM承認パッチレベルとの照合によるコンプライアンス管理の効率化などを提供する。

同社によると、Claroty Claireはリスク低減、運用レジリエンス強化、コンプライアンス対応の自動化を通じて、企業の重要インフラ運用を支援するという。

クラロティは近年、AIを活用したCPS向け機能の拡充を進めており、CPSライブラリやAI生成ダッシュボード、レポート機能などを展開してきた。今回のClaroty Claireは、同社のAI戦略を象徴する中核的な取り組みと位置付けられている。

同社は現在、世界で1300社以上の顧客を抱え、そのうち24社はフォーチュン100企業となっている。

 

引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000107680.html