CyeraとCato Networksが統合、データ文脈を活用したAI時代向けセキュリティ運用を強化

AI(人工知能)を活用したデータセキュリティを手がけるCyeraは、ネットワークセキュリティプラットフォームを提供するCato Networksとの統合を発表した。Cyeraのデータセキュリティ・ポスチャマネジメント(DSPM)機能を、Cato Networksの統合運用基盤「Cato XOps」に取り込むことで、データの機微性や事業インパクトを踏まえた脅威分析・対応を可能にし、セキュリティ運用の高度化を図る。
従来のセキュリティツールは、異常な挙動を検知しても、実際に重要データへどの程度影響が及ぶのかを判断するための文脈情報が不足していた。また、複数ツール間でデータが分断され、セキュリティ担当者が個別に分析を行う必要があることも課題となっていた。
今回の統合により、Cato XOpsに集約されたネットワーク、エンドポイント、クラウド関連のテレメトリに、Cyeraのデータインテリジェンスを組み合わせることで、攻撃の発生状況だけでなく、どのデータが影響を受け、事業上どの程度重要かまでを一元的に把握できるようになる。
主な提供価値として、機密データを優先的に分析・対応できる「データアウェア型の検知・対応」、データアクセス状況に応じた細かな権限管理を実現する「データドリブン型ゼロトラスト」、さらにネットワークやクラウド、データセキュリティ情報を横断的に分析し、単一基盤上で対応を完結できる「統合インシデント対応」を掲げる。
Cato NetworksのChief Platform OfficerであるAviram Katzensteinは、企業のセキュリティ担当者が、データの重要性を十分に把握できないまま意思決定を迫られてきたと指摘し、今回の統合によって、データ感度を踏まえたセキュリティ判断基盤を提供するとしている。
両社の統合ソリューションはすでにグローバルで提供を開始しており、AI時代に増大するデータ流通や情報漏えいリスクに対応する「データ中心型セキュリティ基盤」の構築を目指す。
引用元記事:https://www.atpartners.co.jp/news/2026-05-26-ai-data-security-cyera-launches-data-aware-detection-response-with-cato-networks-and-dspm-integration



