アライドアーキテクツ、Nyx Foundationと提携 AIエージェント活用のオンチェーン向けセキュリティ耐性評価を共同研究

マーケティングAX(広告変革)支援事業を展開するアライドアーキテクツは、イーサリアム関連の研究を手がけるNyx Foundationとパートナーシップ契約を締結し、AIエージェントを活用したオンチェーン資産運用システムの「セキュリティ耐性評価」に関する共同研究を開始すると発表した。

共同研究では、Nyx Foundationが主催するAIエージェント・コンペティション「ASCON(Agentic Simulation for eCONomics competition)」を実証環境として活用。100体超のAIエージェントが、過去の大規模ハッキングで用いられた手法などを基に、パートナー候補となるシステムに対して攻撃シミュレーションを実施し、脆弱性や耐性を評価する仕組みの構築を目指す。

研究成果は、アライドアーキテクツが推進する「資産AX事業」におけるAI活用型の情報分析・監視支援機能に組み込む予定。企業がブロックチェーン上で提携するパートナーについて、安全性を事前に評価できる機能として展開する。

背景には、ステーブルコインやRWA(実物資産のトークン化)市場の拡大に伴い、日本企業のオンチェーン領域への参入が進む一方で、「知識」「実務」「信頼」の3つの壁が存在することがある。特に「信頼の壁」について、アライドアーキテクツは第三者監査だけでなく、企業自身が実際のテスト環境でシステムの耐性を検証できる仕組みが必要とみている。

Nyx Foundationは、形式検証やプロトコルセキュリティを専門とし、AIバグ検出システム「SPECA」の開発や、イーサリアムの次期大型アップグレード「Fusaka」の監査コンテストでの脆弱性発見などの実績を持つ。イーサリアム財団や国内外の大学、ブロックチェーン関連企業とも連携し、次世代プロトコルの安全性向上に取り組んでいる。

引用元記事:https://www.neweconomy.jp/posts/574066/amp