楽天シンフォニーとアメリカ船級協会、海事サイバーセキュリティ強化で提携

楽天シンフォニー株式会社は、世界的な船級協会であるAmerican Bureau of Shipping(ABS)と、海事業界におけるサイバーセキュリティ強化および安全なデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向けた覚書を締結した。

世界の海事産業では、船舶輸送や造船分野を中心にデジタル化が進む一方、サイバー攻撃リスクへの対応が重要課題となっている。今回の提携では、楽天シンフォニーが提供する船舶向けサイバーセキュリティソリューション「Rakuten Maritime」と、ABSが持つ安全基準や船級認証、海洋資産管理に関する知見を組み合わせ、中長期的なサイバーセキュリティ基盤の構築を目指す。

また、両社は専門知識や成功事例の共有を通じ、海事業界におけるサイバーセキュリティ知見の高度化を推進。加えて、DX推進や合同訓練、ワークショップによる人材育成など、包括的な連携も進める。

楽天シンフォニーで「Rakuten Maritime」を統括するライアン・ソン氏は、「ABSとの提携は重要なマイルストーンであり、両社の専門性を融合することで高度化するサイバー脅威への対応を強化する」とコメントした。

一方、ABSのビジネスデベロップメント担当ヴァイスプレジデントのマシュー・ミュラー氏は、「デジタル技術を活用した安全な海運エコシステム実現に向け、海事業界が安全に事業継続するための重要な一歩となる」としている。

両社は今後も、海事業界におけるサイバーセキュリティ強化と、安全な船舶DXの実現に向けた取り組みを継続する方針だ。

引用元記事:https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2026/0511_01.html