FESCARO、JS Automotiveを買収しSDV向け供給体制を強化

 車載統合セキュリティプラットフォームを手がけるFESCAROは5月8日、自動車部品メーカーのJS Automotiveが発行する新株の70%を取得し、最大株主になると発表した。車載サイバーセキュリティやECU(電子制御ユニット)事業に加え、生産基盤を取り込むことで、SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)向けの一貫供給体制を強化する狙い。

 FESCAROはこれまで車載サイバーセキュリティとECU領域を中心に事業を展開してきたが、今回の買収により製造機能を獲得する。一方、JS AutomotiveはFESCAROとの連携を通じて研究開発力の強化や財務基盤の安定化につなげる考えだ。

 JS Automotiveは2006年設立の自動車部品メーカーで、車載電子モジュール部品やワイヤリングハーネス、コネクターなどを主力製品とする。2025年の連結売上高は約400億ウォン。

 今後、両社は統合購買システムの構築や在庫運用の安定化、生産技術・生産管理の高度化、品質改善など幅広い分野で投資を進める。また、事業領域についても段階的に拡大していく方針。

 FESCAROは2025年12月にECU開発会社MOTLABを買収しており、今回のJS Automotive買収によってECUの生産基盤まで確保したことになる。これにより、サイバーセキュリティ、車載電子ソフトウェア、製造を垂直統合したSDV向け供給体制を構築したとしている。

 今後は、グローバル完成車メーカーやECU開発会社への対応力をさらに高め、SDV市場での事業拡大を目指す。

引用元記事:https://www.digitaltoday.co.kr/jp/view/53804/fescaro-buys-js-automotive-to-expand-into-auto-parts-manufacturing