アジラのAI警備「asilla」、イオンディライト施設で本格運用開始 人流データ活用で次世代施設管理へ

株式会社アジラは、同社のAI警備システム「AI Security asilla」および人流データ活用プラットフォーム「asilla BIZ」が、イオンディライト株式会社の管理する全国の複数施設で運用開始されたと発表した。施設管理業務の高度化と生産性向上を目的とした取り組みで、2024年7月の採用決定を経て、実運用フェーズへと移行した。
■導入の背景
施設管理業界では人手不足が深刻化しており、限られた人員で安全性とサービス品質を維持・向上させることが重要な課題となっている。イオンディライトは、「人の技術」と「テクノロジー」を融合した新たな施設管理モデルの構築を進めており、既存の防犯カメラとアジラの行動認識AIを組み合わせることで、効率的かつ高度な運営体制の確立を目指している。
■実運用の概要と成果
本取り組みは、2025年9月以降、全国の大型施設で順次導入されており、現在は実運用を通じた検証が進められている。
AI Security asillaは、24時間365日のモニタリングを通じて、目視では見逃されがちな異常行動を即時検知・通知する。これまでに、エスカレーター付近での子どもの危険行動や高齢者の転倒、施設外構でのスケートボード利用や不審な滞留、開店前の侵入といった事象を早期に検知し、迅速な対応につなげている。
こうした成果を踏まえ、巡回や立哨といった従来の警備業務の一部をAIで代替する新たな運用モデルの構築が進められている。
■人流データ活用による運営最適化
あわせて、「asilla BIZ」により施設内の人流データを可視化し、曜日や時間帯、エリアごとの来店傾向を分析。これを基に、清掃ロボットや警備ロボットの稼働タイミング最適化など、データドリブンな運営の実装を進めている。
■今後の展開
今回の実運用を踏まえ、2026年度以降は対象施設の拡大やカメラ設置台数の増加など、さらなる活用拡大を検討する。アジラは、AIとデータ活用を軸に、安全性と効率性を両立した次世代の施設管理モデルの実現を目指す。
引用元記事:https://news.nicovideo.jp/watch/nw19162594?news_ref=watch_60_nw18815822



