SentinelOne、AIセキュリティ製品群を刷新 エージェント型AI保護と自動調査を強化

自律型サイバーセキュリティのリーダーであるSentinelOneの日本法人は、新たなAIセキュリティ製品群を発表した。AIそのものを保護する機能と、AIによるセキュリティ運用の自動化を両輪とし、防御側における運用優位性の確立を狙う。新製品はRSA Conference 2026で公開された。
今回の発表では、AIエージェントを対象としたセキュリティ製品「Prompt AI Agent Security」や、AIアプリケーションの脆弱性検証を行う「Prompt AI Red Teaming」などを新たに投入。AI導入が進む中で拡大する攻撃対象領域に対し、リアルタイムの可視化や制御、ガバナンス機能を提供する。
特に「Prompt AI Agent Security」は、AIエージェント間の通信やワークフローをマシンスピードで監視・制御し、不正アクセスや権限昇格、データ流出といったリスクを未然に防止。エンドポイントやクラウド、アイデンティティ領域を横断した統合的な防御を実現する。
また「Prompt AI Red Teaming」では、プロンプトインジェクションやジェイルブレイクなど、AI特有の攻撃をシミュレーションし、リリース前の段階でアプリケーションの安全性を検証。継続的なリスク評価にも対応する。
さらに、同社のAIセキュリティ基盤「Purple AI」では、自律型の調査機能を一般提供開始。ワンクリックで複数データソースを横断したフォレンジック調査を実行し、従来は数時間から数日を要していた分析を数分以内に短縮する。調査結果は説明可能な形で提示され、自動修復までを一貫して実行できる点が特徴だ。
加えて、買収したObservo AIの技術を統合し、データ取り込み前にノイズを最大80%削減するAIネイティブなデータパイプラインを実装。インフラコストの最適化と検知精度の向上を両立する。
AIの普及に伴い、セキュリティの対象は従来のIT資産からAIそのものへと拡大している。こうした中、同社はAIと自動化を軸に、攻撃と同等のスピードで防御を実行する“マシンスピード・セキュリティ”の実現を目指す。
引用元記事:https://news.nicovideo.jp/watch/nw19159829?news_ref=top_newComments



