FRONTEO、内閣府事業で研究セキュリティAIを開発 「KIBIT」で技術流出リスクを可視化

株式会社FRONTEOは、内閣府の事業の一環として、研究機関における技術流出リスクを可視化する「研究セキュリティ・リスクマネジメントシステム」のプロトタイプを開発した。自社開発のAI「KIBIT」を活用し、日本の科学技術を守る基盤構築を目指す。
本システムは、内閣府の「研究セキュリティ・インテグリティに関するリスクマネジメント体制整備支援事業」において、委託先である国立健康危機管理研究機構(JIHS)からの受託により開発されたもの。研究者の事務負担を抑えつつ、研究インテグリティおよび研究セキュリティの確保を支援する。
近年、国際共同研究の拡大に伴い、技術流出や外国からの影響(FOCI)への懸念が高まっている。政府も2025年に研究セキュリティ確保に向けたガイドラインを策定するなど対策を強化しているが、研究現場では研究者や共同研究先、資金源などに関する膨大な情報確認が負担となり、研究活動への影響が課題となっている。
こうした背景を受け、FRONTEOは「日本の科学技術は日本の技術で守る」という方針のもと、独自のAI技術を活用。約2.8億件に及ぶ論文データの解析を通じて、研究者を取り巻く複雑な関係性やリスクを高精度に把握できる仕組みを構築した。
同社は今後も、関係機関との連携を通じて本システムの高度化を進め、研究現場における実効性の高いセキュリティ対策の実現に貢献していく方針だ。
引用元記事:https://active.nikkeibp.co.jp/atcl/r/19/RSP705771_13042026/



