ソラナ財団、DeFi向けセキュリティ強化へ新枠組み「STRIDE」「SIRN」発表

ソラナ財団は6日、ソラナエコシステム全体のセキュリティ強化に向けた新たな取り組みとして、「STRIDE」と「SIRN」の2つのプログラムを正式に発表した。いずれもAsymmetric Researchが主導し、財団の資金支援のもとで運営される。
「STRIDE(Solana Trust, Resilience and Infrastructure for DeFi Enterprises)」は、ソラナ上のDeFiプロトコルを対象とした包括的なセキュリティ評価プログラムである。8つのセキュリティ基準に基づき、エコシステム内のプロトコルを独立評価し、その結果を公開する仕組みだ。
特に、TVL(預かり資産総額)が1,000万ドル以上のプロトコルのうち、STRIDE評価を通過したものには24時間体制の脅威監視が提供される。さらに、TVLが1億ドルを超えるプロトコルについては、スマートコントラクトの全実行経路を数学的に検証するフォーマル検証の費用も財団が負担する。
一方、「SIRN(Solana Incident Response Network)」は、セキュリティインシデント発生時の即応を担うネットワークだ。OtterSec、Neodyme、Squads、ZeroShadowなどが創設メンバーとして参画し、脅威情報の共有と連携したインシデント対応体制を構築する。
加えて財団は、HypernativeやRange Security、Neodymeによる「Riverguard」など、複数のセキュリティツールをすでに無償提供している。ただし、これらはあくまで補完的なものであり、各プロトコル自身のセキュリティ責任を代替するものではないと強調する。
ソラナのDeFiエコシステムは、TVLや取引量の拡大とともに存在感を高める一方、攻撃手法の高度化によりリスクも増大している。今回の取り組みは、エコシステム全体での防御力を底上げし、安全性と信頼性の確保を図るものとして注目される。
引用元記事:https://coinpost.jp/?p=700004



