サイバーソリューションズ、ファイル無害化「サイバーサニタイザー」発売 自治体向け低コストで市場開拓

法人向けメールシステム・セキュリティ事業を手がけるサイバーソリューションズは、川口弘行合同会社との業務提携により、ファイル無害化エンジンを搭載した新サービス「サイバーサニタイザー」を2026年3月5日に販売開始した。

同サービスは、従来同社が強みとしてきたメール無害化に加え、添付ファイル自体を安全化する機能を統合したワンストップソリューション。金融機関や自治体、教育機関など高いセキュリティ水準が求められる分野への対応力を強化する。

背景には、ファイル無害化市場において海外製の高価格製品が主流であり、コスト面から導入が進まないケースが多いという課題がある。今回、自治体向け導入実績を持つ川口社と連携することで、同等機能を備えつつ競合比約8割の価格水準を実現し、地方自治体から大規模自治体まで幅広い需要の取り込みを狙う。

また、クラウド版では稼働率99.9%のSLAを設定し、条件に応じた返金制度を用意するなど、高い信頼性とサポート体制を確保した。

公共分野では「第三期ネットワーク強靭化」に伴うIT投資の拡大が見込まれるほか、メールを起点としたサイバー攻撃が依然として主要な侵入経路となっている。こうした環境下で、メールおよびファイル無害化へのニーズは継続的に高まるとみられる。

同社は今後、既存の顧客基盤を活用しながらメールセキュリティ周辺領域へと事業を拡張し、外部アプリケーションとの連携強化を通じて自治体のセキュリティ強化需要に対応していく方針。

引用元記事:https://www.asahi.com/and/pressrelease/16399191