NTTセキュリティ・ジャパン、Blackwiredと国内初の再販契約 脅威インテリジェンス「ThirdWatch」を提供開始


NTTセキュリティ・ジャパンは、シンガポールのBlackwiredと国内初となる再販契約を締結し、同社の脅威インテリジェンスプラットフォーム「ThirdWatch」の提供を2026年3月より開始する。

Blackwiredは、国家レベルの攻撃者や高度なサイバー犯罪者の活動をリアルタイムで監視・分析する専門企業。「ThirdWatch」は、ダークウェブやクローズドコミュニティなど秘匿性の高い情報源を網羅し、24時間365日体制で脅威情報を提供する次世代型プラットフォームだ。

今回の提携により、NTTセキュリティ・ジャパンは、SOC(セキュリティオペレーションセンター)やマネージドセキュリティサービスで培った知見と組み合わせ、より早期の脅威検知と迅速な対応を実現する。特に、公共機関や重要インフラ事業者、サプライチェーン全体のリスク可視化が求められる企業に対し、有効なセキュリティ基盤としての活用を見込む。

「ThirdWatch」の特徴は、従来の脅威インテリジェンスでは把握しきれなかった“攻撃者の準備段階”を可視化する点にある。ファイルやドメイン、IP、マルウェアなどの観測データから「自社に向かう脅威」を特定する直接脅威インテリジェンス(DTI)をはじめ、攻撃の狙いから実行までを分析する独自プロセス「Aim-Ready-Fire(ARFi)」により、攻撃シナリオを事前に把握する。

さらに、実際の観測データに基づくリスクスコアリングや、外部公開資産の脆弱性と攻撃兆候を組み合わせたeASM(外部攻撃対象領域管理)の高度化、取引先のリスクを評価するサードパーティリスク管理(TPRM)などを提供。未知のマルウェアを早期に検知する「Zero Day Live(ZDL)」機能も備え、ゼロデイ攻撃への対応力を強化する。

NTTセキュリティ・ジャパンは今後、最先端の脅威インテリジェンスを自社サービスに組み込み、企業のサイバーリスク低減とプロアクティブなセキュリティ対策の高度化を支援していく方針だ。

引用元記事:https://www.asahi.com/and/pressrelease/16394937