デジタルアーツ、端末ログオンからクラウドまで認証を一元管理する新プラットフォーム「a-FILTER」提供開始

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社は、端末ログオンからクラウドサービス利用までの認証・アクセス管理を一元化する新たな認証プラットフォーム「a-FILTER」を、2026年3月30日に提供開始すると発表した。
「a-FILTER」は、同社のIDaaS「StartIn」に端末ログオン認証機能を追加し、端末ログオンとクラウド利用時の認証を同一の仕組みで統合管理できるよう再編した新ブランド製品。企業の認証運用を一元化し、セキュリティ強化と管理効率の向上を図る。
近年は、ネットワークの内外を問わずすべてのアクセスで本人確認を行う「ゼロトラスト」の考え方が広がり、SaaS利用の拡大や働き方の多様化に伴って企業が管理すべき認証ポイントが増加している。一方で、端末ログオンとクラウド利用時の認証が別々に管理されるケースも多く、ポリシーの統一が難しいことや、端末の盗難・紛失時に情報資産へ不正アクセスされるリスクといった課題が指摘されている。
こうした状況を受け、同社は認証運用を個別の“点”ではなく統合的に管理する仕組みとして「a-FILTER」を開発。端末ログオンからクラウドアクセスまでを一体的に管理できる環境を提供する。
「a-FILTER」では、端末ログオン時に認証アプリ「a-FILTER Authenticator」やICカードを利用した多要素認証(MFA)を適用可能。プッシュ通知による承認などを通じて本人確認を行い、利便性を保ちながら不正ログオンの抑止に寄与する。これにより、端末の盗難・紛失時にも端末内のファイルや認証情報への不正アクセスリスクを低減する。
また、端末ログオンとクラウドサービスへのアクセスに対してユーザー単位で同一の認証ポリシーを適用できるため、管理者は統一したセキュリティルールを一度設計するだけで運用が可能となる。端末とクラウドで個別に設定する必要がなくなり、ポリシー管理や運用負担の軽減が期待される。
さらに、閉域ネットワークへの接続時や通信が不安定な環境でも端末ログオン認証を継続できる設計とし、製造業やインフラ事業など複数のネットワーク環境を併用する企業においても、一貫したセキュリティポリシー運用を支援するとしている。
引用元記事:https://www.asahi.com/and/pressrelease/16379850



