株式会社GRCS、「CSIRT MT.mss」にAIオプションを追加

株式会社GRCSは2月17日、統合セキュリティ管理ツール「CSIRT MT.mss」において、インシデント発生時の初動対応から事後レポート作成までをAIで支援する新オプションの提供を開始したと発表しました。あわせて、トライアルユーザー企業の募集も開始しています。


■ 「CSIRT MT.mss」とは

CSIRT MT.mssは、企業・組織内のCSIRT(Computer Security Incident Response Team)によるインシデント対応や脆弱性管理、その評価・改善までを支援するマルチテナント型のインシデント管理ツールです。

SOC運用の自動化・高度化を実現し、セキュリティ運用の効率化と実効性向上に貢献するとしています。


■ Salesforce基盤を活用した自律型AIエージェント

今回の新オプションは、Salesforceの最新AI基盤「Agentforce」と「Data Cloud」を活用した自律型セキュリティAIエージェントです。

これにより、CSIRT MT.mss内で以下の機能が利用可能になります。

主な機能

  • 対応手順(プレイブック)の自動生成
    ログやインシデント内容をもとに、推奨対応策と最適な手順を提示。

  • 優先度・根拠の提示
    対応の緊急度や判断根拠を明示。

  • 類似事例の検索・提示
    過去データから参考となるケースを迅速に抽出。

  • インシデントレポートの自動ドラフト作成
    メールやチャット、添付ファイルなどに散在する情報を横断的に収集・要約し、「経営層向けサマリー」や「時系列対応履歴」を含むレポート案を生成。

これにより、専門人材が不足する組織でも迅速な初動対応と適切な事後処理が可能になり、報告業務の工数削減も期待されます。


■ トライアルユーザーを募集

本オプションのトライアル対象は、日本国内に拠点を持つ法人・団体。参加条件は以下の通りです。

  • 組織ポリシーとして生成AIの業務利用が可能であること
    (Salesforce Trust Layerの保護下での利用)

  • 組織内でセキュリティ運用を実施していること

  • 過去のインシデントデータなどが蓄積されていること


今回のAIオプション追加により、GRCSはCSIRT運用の高度化と効率化をさらに推進し、インシデント対応の迅速化と組織全体のセキュリティ強化を支援していくとしています。

引用元記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/d8fef39b663af866a78ff5d8d2af4049edb69118