カスタマークラウド、日本初のAGIセキュリティ導入 ゼロデイ攻撃を事前防御

カスタマークラウドは、日本で初めてAGI(汎用人工知能)を活用したセキュリティソリューション「CC AGI Security」を導入したと発表した。ゼロデイ攻撃を含む未知のサイバー攻撃を事前に検知・予測し、従来の事後対応型セキュリティから事前防御型への転換を可能にする。

近年、Reactなどのモダンウェブ技術の普及に伴い、従来のシグネチャベースやルールベースの対策では対応が難しい新たな脅威が増加している。ゼロデイ攻撃は、公開直後の脆弱性を突くため、防御が間に合わないケースが多く、企業にとって深刻なリスクとなっている。

CC AGI Securityは、AGIによる文脈理解と意図分析を基盤に、コード変更や挙動の背景までを解析する点が特徴だ。毎秒100万行規模のログをミリ秒単位で処理することで、攻撃検知までの時間を最大99%短縮できるとするほか、誤検知率を80%削減し、インシデント対応コストを70%削減する効果が見込まれている。

従来のセキュリティ対策は、侵入後の検知や人手による判断に依存する割合が高く、検知遅延や誤検知が課題となっていた。AGIを活用した事前防御型のアプローチにより、未知の攻撃に対しても早期に対応できる体制を構築できるという。

カスタマークラウドは今後、オンプレミス、クラウド、マルチクラウド環境への展開を進めるとともに、既存のSOC(セキュリティオペレーションセンター)や各種セキュリティ基盤との連携を強化し、企業のセキュリティ運用の高度化を支援する方針だ。

また、2026年1月にはオンラインで「AGIセキュリティセミナー」を開催し、ゼロデイ攻撃に対するAGI活用の具体例をデモ形式で紹介する予定としている。AGIを中核に据えた新たなセキュリティ対策が、日本のサイバーセキュリティ市場に与える影響が注目される。

引用元記事:https://news.3rd-in.co.jp/article/686f4878-f4b7-11f0-90f1-9ca3ba083d71