デンカ、CDP「気候変動」でA-に評価向上 水セキュリティは2年連続最高評価

デンカは、国際的なESG評価機関であるCDPが公表した2025年の評価において、「気候変動」分野でA-スコアを獲得した。前年のBスコアから1ランクの向上となる。また、「水セキュリティ」分野では、最高評価であるAスコアを2年連続で獲得した。

CDPは、2000年に世界の機関投資家が連携して設立された国際的な非営利団体で、企業の環境情報開示を評価する仕組みを提供している。気候変動や水資源管理などに関する質問票への回答を基に、情報開示の透明性や経営の関与度合いを評価し、その結果をスコアとして公表しており、ESG投資における重要な指標の一つとされている。

デンカは、2023年度に始動した経営計画「Mission 2030」において、サステナビリティを経営の中核に位置付けている。2050年のカーボンニュートラル達成を目標に掲げ、2030年までにCO2排出量を2013年度比で60%削減する方針だ。

具体的には、自社水力発電の活用効率向上や再生可能エネルギーの導入、製造プロセスの革新、製品ライフサイクル全体での温室効果ガス排出削減などに取り組んでいる。こうした取り組みを通じて、環境負荷の低減と長期的な企業価値の向上を両立させ、ESG経営のさらなる深化を図るとしている。

引用元記事:https://gomuhouchi.com/materials/72746/