CTCとVaronis、日本初の「Unified Data Security Platform」提供へ協業 生成AI時代のデータ漏洩リスクに対応し、3年間で30億円を目指す

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC、代表取締役社長:新宮達史)と、データセキュリティ分野のリーディングカンパニーである米Varonis Systemsの日本法人・Varonis Systems Japan株式会社(カントリーマネージャー:並木俊宗)は、国内初となるデータセキュリティ基盤「Varonis Unified Data Security Platform」の提供に向けて協業を開始した。マルチクラウド、SaaS、オンプレミスにまたがるデータを単一プラットフォームで保護し、生成AI活用に伴う情報漏洩リスクの低減を図る。両社は、大量データを扱うサービス事業者を中心に展開し、3年間で30億円の売上を目指す。

生成AIやAIエージェントの普及により、企業はデータ全体を一元的に可視化・分類し、適切に管理する必要性が急速に高まっている。一方で、従来のインフラ中心のセキュリティ対策だけでは対応が難しいケースも増えており、データそのものを守る包括的なセキュリティの重要性が増している。

「Varonis Unified Data Security Platform」は、個人情報や社外秘文書などデータの機密性に応じて自動でラベルを付与し、未整備・旧来のファイルも適正化する。さらに、ガバナンスポリシーに反する権限設定を検知し、自動で修正する機能を備える。

生成AIの利用企業向けには、NGワードを含むプロンプト(指示文)の検知機能や、生成AIがアクセス可能なデータを制御する機能を提供し、安全な運用を支援。また、ユーザー行動分析(UEBA)を用いてアクセス履歴や頻度から不審な動きを検出し、エンドポイント対策では把握しきれない不正アクセスによるデータ漏洩を防止する。

CTCは多様な業種へのシステム構築や、大規模データ管理・AI活用基盤の提供で豊富な経験を持つ。Varonisは海外で高い評価を得るデータセキュリティ技術と専門知識を有し、2025年8月に日本法人を設立した。同社はCTCを国内初の公式認定パートナーに選定している。

両社は今回の協業を通じ、生成AI時代に求められる安全なデータ活用環境の構築を支援し、データ整理からセキュリティ設計、AIモデル選定まで一貫したサービスを提供していく。今後もSIサービスと高度なデータセキュリティ技術を組み合わせ、国内企業の情報漏洩対策と安心・安全なデータ活用に貢献する方針だ。

引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000108377.html