GMOサイバーセキュリティとSynspectiveが共同研究開始 衛星のサイバー防御を強化

GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社(東京都渋谷区)と株式会社Synspective(東京都江東区)は2025年12月8日、衛星システムに対するサイバーセキュリティを強化するための共同研究を開始したと発表した。両社は、小型SAR(合成開口レーダー)衛星に特化したセキュリティ評価手法と防御策の確立を目指す。GMOインターネットグループ株式会社+1

宇宙産業の急拡大に伴い、衛星は通信・地球観測など社会インフラとしての重要性を増している一方で、サイバーリスクも高まっている。小型衛星は運用環境や制約が従来のITとは異なり、専用の脅威モデルや評価手法が求められるため、本共同研究では脅威・リスクの特定実践的なセキュリティテストの策定・検証に注力するという。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+1

具体的には、Synspectiveの小型SARコンステレーション設計・運用の知見と、GMOサイバーセキュリティの脆弱性発見やセキュリティ評価技術を組み合わせ、衛星設計段階から組み込める評価基準やテストプロトコルを作成する計画だ。これにより、将来の衛星開発で「設計時点からのセキュリティ担保」が可能になることを目指している。Synspective+1

両社は共同研究の成果を衛星メーカーや衛星運用事業者に還元し、宇宙分野におけるサプライチェーン全体のセキュリティ強化に寄与したいとしている。発表は各社の公式リリースや主要テックメディアで報じられている。

引用元記事:https://news.3rd-in.co.jp/article/555b9b0e-d402-11f0-9b45-9ca3ba083d71