Ragate株式会社（本社：東京都品川区）は、株式会社サイバーセキュリティクラウドと販売代理店契約を締結し、同社のAWS WAF自動運用サービス「WafCharm」の提供を開始しました。本提携により、RagateはWAF運用の自動化と可視化を通じて、顧客のセキュリティ運用負荷を大幅に軽減するとともに、開発スピードを落とさない運用体制の実現を支援します。

背景と狙い
クラウド移行やサービスの内製化が進むなか、AWS WAFのルール設計・更新や誤検知対応、ログ解析など運用負荷が増大しています。Ragateは今回の提携で「WafCharm」を導入することで、煩雑な運用作業を自動化し、セキュリティを維持しつつ開発の俊敏性を保つことを目指します。

提供する支援内容
Ragate経由での「WafCharm」導入では、セキュリティ戦略の策定からAWS環境への実装、運用移管まで一貫した支援を受けられます。主な支援メニューは次の通りです。

• セキュリティロードマップの策定

• WAF要件定義、SLO/SLI設計

• ダッシュボード・アラート設計

• CI/CDやIaCとの連携によるルールの継続的デリバリー

• 運用移管と内製化支援

課題への対応
WAF運用では誤検知やルールの陳腐化、トラフィック変動時の対応遅延、開発と運用の分断などが課題となります。Ragateは「WafCharm」の自動化・可視化機能とサイバーセキュリティクラウドの知見を組み合わせ、ログ解析から脅威検知、迅速なルール適用までのサイクルを短縮。統一基準の下でマルチプロダクトや多拠点展開にも対応できる運用体制を目指します。

今後の展望
Ragateは今回の提携を起点に、AWS WAF運用の標準化と運用効率化を推進し、開発速度とセキュリティ品質の両立を図ります。自動化による運用負荷の削減と可視化による運用改善を通じて、顧客の事業成長に直結するセキュリティ運用の高度化を支援していきます。

引用元記事：https://news.3rd-in.co.jp/article/718f4c0e-d1bd-11f0-8c70-9ca3ba083d71