ユビキタスAIとITMC、企業向けサイバーセキュリティ支援で業務提携

株式会社ユビキタスAI(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:大吉 裕太)は、ITマネジメント・コンサルティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:杉谷 和彦)と、サイバーセキュリティ対応支援サービス分野で業務提携を行った。両社は、法令・規格・ガイドライン準拠から製品脆弱性の検証まで、企業のサイバーセキュリティ対応をトータルで支援するサービスを開始する。
背景
近年、企業向け製品やサービスを狙ったサイバー攻撃が増加しており、IoT機器を含む製品に高度なセキュリティ対策が求められている。ユビキタスAIは、暗号ライブラリなどのミドルウェア製品、静的コード解析ツール、製品脆弱性の検証サービスなどを通じ、製品レベルでのセキュリティ強化を支援してきた。
しかし、多くの企業では製品のセキュリティ対策にとどまらず、法令・規格・ガイドライン準拠に向けた組織構築、リスクアセスメント、計画策定、人材教育など、より広範な体制づくりが求められている。特に2024年12月に欧州で施行されたEUサイバーレジリエンス法(CRA)は、デジタル要素を含むすべての製品に対して、セキュア設計や耐性維持、インシデント対応、情報提供などを義務化する大きな制度変更となった。
提携による役割分担
今回の提携では、ITMCがセキュリティ組織の設計・構築や対策企画、計画立案、人材育成などのコンサルティングを担当。ユビキタスAIは製品開発におけるセキュア設計や脆弱性検証を担当する。これにより、企業は迅速かつ包括的にサイバーセキュリティ対応を進められる体制を整えることができる。
提供サービスの特徴
ユビキタスAIは、量子コンピューティングや高度化するサイバー攻撃に備え、安全性と信頼性の確保を重視。経済安全保障の観点からも重要性が高い分野として、今後もエキスパート企業として多様なニーズに対応する製品・サービスの展開を進める方針である。
今回の業務提携により、企業は製品レベルから組織運営まで一貫したセキュリティ対応を受けられる環境が整うこととなる。
引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000115244.html



