Netskope、Microsoft製品との統合でクラウド&AIセキュリティ強化 DLP・SSE・Copilot対応

クラウドおよびAI時代のセキュリティとネットワーク技術を牽引するNetskope(NASDAQ: NTSK)は、Microsoft製品との統合により、エンタープライズ向けセキュリティとAI機能の提供を開始した。Netskope OneとMicrosoftツールの連携により、最新のAI・クラウド環境に柔軟性を持たせつつ、セキュリティ体制を強化するMicrosoftの顧客を保護する。
目次
Netskope OneとMicrosoft Purviewの統合
Netskope OneとMicrosoft Purviewの統合により、包括的なデータ損失防止(DLP)が可能となる。Netskopeのネットワーク層での高度な可視化・制御機能と、Purviewのデータ分類・ポリシー管理を組み合わせることで、複数のデータ保護ソリューションを利用する企業に統合されたデータ保護プラットフォームを提供。
この統合により、機密データの検出・分類範囲は、AIアプリや未承認クラウドストレージを含む数万のアプリケーションに拡大。DLPポリシーをエンドポイント、SaaS、IaaS、ネットワークトラフィック全体で連携させることで、異なる環境でも一貫したセキュリティポリシーを適用可能となり、企業全体の可視化、リアルタイム検出、ガバナンス確立、脅威軽減といったメリットを実現する。
Microsoft Entra GSA向けNetskope One Advanced SSE
2024年11月、MicrosoftはNetskope One SSEをMicrosoft Entra Global Secure Access(GSA)に統合。オープンなセキュリティサービスエッジ(SSE)エコシステムの構築において、Netskopeを最初のパートナーとして選定した。
この統合により、MicrosoftのID・アクセス管理とNetskopeのクラウドDLPおよび高度な脅威保護機能が一体化。ユーザーの所在地やアプリケーションアクセスレベルに関わらず、機密データの保護と高度な脅威からの防御を提供する。Netskopeは、DLP・脅威保護・SD-WANすべてにおいてEntra GSAと完全統合可能な唯一のSASEベンダーである。
Microsoft 365 Copilot向けNetskope CASB API
企業の生産性向上AIであるMicrosoft 365 Copilotを安全に活用するため、Netskope CASB APIの提供を開始。これにより、管理者はCopilot利用状況の詳細把握や、保存データへのポリシー適用が可能となる。
この統合により、DLPおよび脅威保護ポリシーに基づくセキュリティ対策、ほぼリアルタイムでのアラート通知、ユーザーアクティビティ監視が実現。機密情報の意図せぬ共有や漏えいを防ぎつつ、Microsoft 365 Copilotの安全な運用と導入を支援する。
Netskopeはこれらの統合により、企業のクラウドおよびAI環境におけるセキュリティ体制を強化し、柔軟かつ安全な運用を可能にする。
引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000137550.html



