セキュリティ運用のグローバルリーダー、Arctic Wolf®は本日、日本市場向けに「Arctic Wolf Incident360リテーナー」の提供を開始したと発表しました。本サービスは、インシデント対応の事前準備と包括的な対応を統合したもので、従来型の時間ベースのリテーナーに代わる新しいモデルとして設計されています。これにより、組織は迅速かつ自信を持った対応を行いながら、重大インシデント発生時には最大70%のコスト削減を実現できます。
従来のリテーナーでは、組織は事前に対応時間を見積もる必要があり、事前準備と緊急対応のどちらを優先するかの判断が課題となっていました。Incident360リテーナーは、重大インシデント1件をエンドツーエンドでカバーし、専門家による事前準備支援と最短1時間のSLAを提供。組織がリスクを抱えることなく、攻撃への備えと対応を同時に行えるようにします。
Arctic Wolf Incident Response担当バイス・プレジデントのKerri Shafer-Page氏は次のように述べています。「AIを活用した攻撃の増加により、サイバー脅威のスピードと複雑性はこれまで以上に高まっています。Incident360リテーナーにより、組織は攻撃の発生を前提に、自信を持って対応できるようになります。」
主な機能
IRダッシュボード&プランナー:インシデント対応の開始、準備活動の管理、計画作成や更新を一元化。資産情報の整理や主要連絡先の特定、ドキュメントの安全な保存もサポート。
サイバーレジリエンス評価:NIST CSF 1.1/2.0やCIS Critical Controls v8に基づき、組織のセキュリティ態勢を評価。保険適格性レーティングを生成し、補償条件改善にも活用可能。
インシデント固有ランブック:ランサムウェアやBECなどの高リスクインシデント向けに専門家が策定したワークフローを提供。
専門家ガイダンス(Incident360リテーナー Plusのみ):組織に合わせた机上演習や、IRプラン・サイバーレジリエンス評価のレビューを実施する個別セッションを提供。
Arctic Wolf Incident Responseは、フォレンジック調査から封じ込め、駆除、脅威アクター対応、事業全体の復旧まで幅広くサポート。ランサムウェア対応では、身代金要求額を平均92%削減し、復旧期間も業界平均より15%短縮しています。この実績から、Arctic Wolfは30以上の主要サイバー保険パネルで優先パートナーとして採用されています。
サイバー保険プロバイダーやチャネルパートナーにとっても、Arctic Wolfは専門的なインシデント対応を提供する信頼のパートナーです。パートナープログラムへの参加を通じ、組織の対応力強化と顧客保護の向上に貢献できます。
引用元記事:https://arcticwolf.com/resources/press-releases-ja/arctic-wolf-incident360/




