さくら情報システム、中堅企業向けセキュリティ診断サービスを提供開始—サプライチェーン全体のリスク可視化を支援

さくら情報システム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊延充正、以下「さくら情報システム」)は、サプライチェーン全体におけるセキュリティ強化の必要性が高まるなか、中堅企業向けの セキュリティ診断サービス の提供を開始しました。本サービスは、企業が低コストで自社のセキュリティ状況を可視化し、IT資産の把握から脆弱性診断までを一貫して支援するものです。
■背景:中堅企業に高まるサプライチェーンリスク
IPAの調査(※1)によれば、中堅・中小企業の約4分の1がサイバーインシデントの被害を経験しており、そのうち約7割が「自社のインシデントが取引先へ影響した」と回答しています。取引先によって求められるセキュリティ水準が異なる一方、発注側からはサプライヤーの対策状況を把握しづらいという課題が存在します。
こうした背景を受け、経済産業省は「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度構築に向けた中間取りまとめ」(※2)を公表。企業には、自己評価や第三者評価によるセキュリティレベルの可視化(※3)が求められつつあります。この流れの中で、中堅企業はまず自社の資産と脅威を正確に把握し、必要な対策へつなげることが不可欠となっています。
■中堅企業の実情に応える新サービス
さくら情報システムが提供する本サービスは、中堅・中小企業の実情に寄り添い、
IT資産の棚卸し
セキュリティ弱点の診断
リスクの可視化
を低コストで実施できる点が特徴です。
同サービスは「Security Days Fall 2025 Tokyo」の展示ブースおよび登壇セミナーで紹介され、多くの来場者から関心を集めました。講演参加者からは「サプライチェーンのセキュリティを具体的に理解できた」「中小企業向けのリスク対策が実例を交えて分かりやすかった」といった声が寄せられ、現場におけるニーズの高さが示されています。
引用元記事:https://news.nifty.com/article/economy/business/12372-4702575/



