OpenText、AI統合型サイバーセキュリティ機能を発表 — ガバナンス・コンプライアンスを強化

OpenTextは、企業が日常のセキュリティ業務にAIを組み込み、ガバナンスとコンプライアンスを強化できる新たなサイバーセキュリティ機能「OpenText Cybersecurity」を発表しました。
同サービスは、ID管理、データ保護、アプリケーションセキュリティ、SecOps、フォレンジックまでを統合し、AIを業務フローに直接組み込むことで、セキュリティの自動化と効率化を実現します。主な構成は以下の通りです。
OpenText Core Threat Detection and Response
SOC向けの行動分析を提供し、プロアクティブな脅威検知を支援。OpenText Core Identity Foundation
オンプレミス、クラウド、レガシー環境を横断した統合ID管理とアクセス制御を実現。SaaSベースのゼロトラスト設計により、最小権限でのアクセス管理を可能にします。OpenText Application Security Aviator 25.4
AI自動修復機能により、脆弱性の修正を従来数日かかっていた作業を数分で完了。DevSecOpsワークフローに直接組み込むことが可能です。OpenText Data Privacy and Protection
保存、転送、AI入力時の機密データを暗号化により保護。
これらの機能は、GDPR、HIPAA、PCI DSSなどの規制に対応したコンプライアンスを組み込み、企業のAI運用における安全性と信頼性を確保します。必要に応じて、OpenText Managed Security Servicesが提供するMxDRやPCI-DSS認証サービスを活用でき、セキュリティ運用の効率化とコスト削減も可能です。
OpenTextの新機能は、AIによる自動化と統合管理により、企業が複雑化するサイバー脅威に迅速に対応しつつ、コンプライアンス要件を満たすことを支援します。
引用元記事:https://enterprisezine.jp/news/detail/23164



