パーソルホールディングス、日本セキュリティ大賞2025「セキュリティ対策・運用部門 奨励賞」を受賞

パーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田 孝雄、以下パーソルホールディングス)は、一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会 セキュリティ部会が主催する「日本セキュリティ大賞2025」において、「セキュリティ対策・運用部門 奨励賞」を受賞しました。

■日本セキュリティ大賞とは

日本セキュリティ大賞は、セキュリティガバナンスや運用プロセス、人材育成において優れた取り組みを進める組織を表彰する制度です。
地道ながらも価値ある実践に光を当て、その知見を社会全体へ広げることで、日本のセキュリティレベル向上に寄与することを目的としています。
「セキュリティ対策・運用部門」「人材育成部門」「セキュリティ運用支援部門」の3部門から、大賞・優秀賞・奨励賞が選定されます。

詳細は一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会 セキュリティ部会ウェブサイトをご覧ください。

■受賞内容

「未来を守る、SOC再編で進化するセキュリティ対策」

パーソルホールディングスは、従来のSOC(Security Operation Center)を再編し、組織と技術の両面でセキュリティ体制を刷新しました。
再編にあたっては、株価への影響やインシデント対応時間といった定量的な効果を精緻に検討しつつ、社内関係者との合意形成を進め、外部パートナーと協働して約3カ月という短期間で新SOCを構築しました。

その結果、

  • アラート分析や封じ込め指示の品質向上

  • 改善サイクルの高速化

  • VoC(Voice of Customer)による評価体制の構築

  • ダッシュボードによるKPIのリアルタイム可視化

などの成果を実現。
特に、SOCの初動対応時間を約60%短縮した点が高く評価され、今回の受賞につながりました。

■パーソルグループのセキュリティへの取り組み

パーソルグループでは、サイバーセキュリティと情報セキュリティの両面からリスク管理体制を強化しています。

サイバーセキュリティ領域
ネットワーク、サーバ、クラウド、デバイスを含むあらゆる領域で、予防・検知・対応の取り組みを実施。

情報セキュリティ領域
「パーソルグループ情報セキュリティ基本方針」に基づき、

  • 情報セキュリティ体制の整備

  • 定期的な従業員教育

  • 不正アクセス対策

  • インシデント対応

  • 個人情報保護法など関連法令の遵守

を推進しています。

さらに、グループ全体のインシデント対応窓口として「PERSOL-SIRT(PERSOL GROUP Security Incident Response Team)」を設置し、ガイドライン整備や啓発活動、社内外での情報共有に取り組んでいます。

これらの取り組みについては、企業ウェブサイトや統合報告書でも積極的に情報開示を行っています。

■パーソルホールディングスについて

パーソルホールディングスは1973年の創業以来、人材派遣・人材紹介・アウトソーシング・設計開発など、人と組織に関わる多様な事業を展開してきました。
2008年に持株会社体制へ移行し、2017年に現社名へ変更。東京証券取引所プライム市場に上場(証券コード:2181)しています。
2025年3月期には売上収益1兆4,512億円(IFRS)を計上しました。

■PERSOL(パーソル)について

パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年に「100万人のより良い“はたらく機会”の創出」を目指しています。
人材派遣「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、BPO、設計・開発などをはじめ、「ミイダス」「シェアフル」など新領域のサービスも展開。
すべての人が「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会の実現に取り組んでいます。

引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001062.000016451.html