Microsoft、Windows 10 22H2向け初の拡張セキュリティ更新「KB5068781」を配信開始

 〜サポート終了後も有償で最大3年間の更新が可能〜

Microsoftは11月11日、Windows 10 バージョン22H2向けに拡張セキュリティ更新(ESU: Extended Security Updates)プログラムの初回配信となる更新プログラム「KB5068781」をリリースした。

Windows 10 22H2は2025年10月14日をもって正式サポートが終了したが、Microsoftは有償でセキュリティ更新を継続提供するESUプログラムを用意しており、法人向けでは最大3年間の延長が可能となっている。今回配信されたKB5068781は、その初回リリースにあたる。

本更新では、GDI+のリモートコード実行(RCE)脆弱性、DirectXグラフィックスカーネルにおけるサービス拒否(DoS)脆弱性、Windows Broadcast DVRユーザーサービスの不正権限昇格脆弱性など、複数のセキュリティ問題が修正されている。

なお、ESU登録ウィザードの実行時に登録が失敗する不具合が一部で報告されていたが、同日配信の帯域外更新プログラム「KB5071959」によりこの問題は修正されている。

引用元記事:https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/2062596.html