日本初の自律型AI SOCサービス「PSC AI SOC」提供開始

― CoWorkerのAI技術を採用し、PSCがセキュリティ運用の自動化を実現 ―
2025年11月、株式会社ピーエスシー(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木〇〇、以下「PSC」)は、株式会社CoWorker(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山里〇〇)のAI技術を採用し、**日本初の自律型AI SOC(Security Operation Center)サービス「PSC AI SOC」**の提供を開始しました。
本サービスは、AIによるペネトレーションテストおよびフォレンジック分析の自動化を実現し、これまで人手に依存していたセキュリティ運用を根本から効率化します。
サイバー脅威の高度化と人材不足という課題
近年、サイバー攻撃の手法は急速に高度化しており、企業や組織は日々新たな脅威への対応を迫られています。一方で、セキュリティ専門人材の不足や教育コストの高騰が深刻化し、限られたリソースで迅速な対応を行うことが難しくなっています。
さらに、GDPRや個人情報保護法における厳格な報告期限(インシデント発生後72時間以内)への対応も求められ、**「スピード×正確性×持続性」**を兼ね備えたセキュリティ体制の構築が急務となっています。
AIが支える次世代SOC運用
CoWorkerは「Security × AIで“見えない脅威から守る”」を掲げ、AIによるセキュリティ運用自動化技術を開発してきました。
PSCとの協業により、同社の豊富なSOC運用ノウハウとCoWorkerのAI技術を融合した自律型AI SOCが実現しました。
本サービスの中核を担うのが、次の2つのAIエージェントです。
PSC RedAgent Powered by CoWorker
AIが自律的にペネトレーションテストを実行し、従来の診断時間を約1/10に短縮。診断結果の自動レポート化により、専門家は高度な分析・対策立案に集中可能。PSC BlueAgent Powered by CoWorker
フォレンジック分析を自動化し、インシデント発生時の初動対応を迅速化。AIの継続学習により検知精度が向上し、法規制対応や報告義務にも柔軟に対応。
これらの技術により、設計・監視・記録・リスク評価・対策実行までをワンストップで自動化。運用負荷を大幅に削減しながら、24時間365日体制での迅速な脅威検知と対応を可能にします。
今後の展望
PSCとCoWorkerは、AIによるSOC自動化技術をさらに進化させ、幅広い業界・企業規模に対応したセキュリティソリューションの提供を目指します。
両社は今後も、AIを活用した「攻め」と「守り」を両立する次世代サイバーセキュリティ基盤の構築に取り組んでいきます。
引用元記事:https://news.3rd-in.co.jp/article/b803b5f0-b9ec-11f0-aef8-9ca3ba083d71



