ニュートン・コンサルティング、「自動車産業サイバーセキュリティガイドライン準拠支援サービス」を提供開始

― JAMA/JAPIAガイドラインに基づき、自動車業界のセキュリティ水準向上を支援 ―

 

ニュートン・コンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:眞木和俊)は、2025年10月22日より、「自動車産業サイバーセキュリティガイドライン(自工会/部工会・サイバーセキュリティガイドライン)準拠支援サービス」の提供を開始したと発表しました。

日本自動車工業会(JAMA)および日本自動車部品工業会(JAPIA)は、サプライチェーン全体でのサイバーリスク対策強化を目的に、業界標準となる「自動車産業サイバーセキュリティガイドライン」を策定しています。本ガイドラインは、完成車メーカーおよび部品メーカー間の取引における共通的なセキュリティ基準としての活用が広がっています。

ニュートン・コンサルティングでは、こうした動向を踏まえ、ガイドライン準拠を目指す企業を対象に、現状評価から対策計画の策定・改善までを一貫して支援。自社のセキュリティレベルを客観的に把握し、実現可能なステップで段階的に強化できる体制構築をサポートします。


サービスの主な特徴

1. JAMA公式評価基準に準拠した現状評価とギャップ分析
JAMAが公表する評価チェックシートに基づき、現状のセキュリティ対策を詳細に評価。課題を可視化し、重点的な改善領域を明確化します。

2. 企業の実情に応じた段階的ロードマップ策定
目標とする対策レベル(Lv1〜Lv3)や事業規模、既存の取り組み状況を考慮し、実効性のある改善ロードマップを策定。リソースや期間に応じた最適な進め方を提案します。

3. 外部公開用レポートの作成支援
第三者の立場からコンサルタントが客観的に評価レポートを作成。取引先への準拠説明資料や、企業のセキュリティ姿勢を対外的に示す広報資料として活用可能です。

4. 国際ガイドラインに精通した専門コンサルタントが支援
TISAXやNIST SP800-171など、国内外の主要サイバーセキュリティ規格に精通したコンサルタントが担当。グローバル基準の視点から、最適な改善策の策定を支援します。


背景と狙い

自動車業界では、コネクテッドカーや電動化の進展に伴い、サイバーリスクが製品・サプライチェーン全体に及ぶ構造的課題となっています。
各社においては「どこまで対策すれば取引先要件を満たせるか」「どのように現状を評価すべきか」といった実務的な課題が生じています。

本サービスは、そうした課題を抱える企業に対し、JAMA/JAPIAガイドライン準拠を効率的かつ確実に進めるための実践的支援を提供するものです。

引用元記事:https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2025/11/05/53950.html