三井物産セキュアディレクション株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：＊＊＊、以下「MBSD」）は、2025年11月4日より、企業のセキュリティ課題を多面的に支援する新サービス「Secure Counsel（セキュアカウンセル）」の提供を開始します。
本サービスは、経営・現場・法務の三つの観点からセキュリティを総合的に支援し、事後対応に依存しない「平時からの備え」を実現することを目的としています。

■ 背景：複雑化するリスクと説明責任の高まり

サイバー攻撃や内部不正の巧妙化に加え、個人情報保護やデータガバナンスに関する規制が強化される中で、企業には高度な説明責任と迅速な対応力が求められています。
しかし、経営層と現場の認識のずれから、十分なセキュリティ対策を講じられないケースも少なくありません。MBSDはこの課題を踏まえ、経営判断から現場対応、法的支援までを一気通貫で支える体制を整備しました。

■ 「Secure Counsel」の特長

1. ワンストップ相談体制
   　日常的な疑問から経営上の課題まで、セキュリティに関するあらゆる相談に対応。

2. 継続的なリスク管理
   　隔週フォローを通じて、企業のセキュリティリスクを定期的にモニタリング・改善。

3. 先進技術によるリスク検知
   　MBSD独自のASM（攻撃面管理）および情報漏洩監視技術を活用し、早期検知と迅速通知を実現。

4. 即応型インシデントレスポンス
   　平時からの準備により、インシデント発生時に迅速かつ正確な対応が可能。

5. 柔軟な契約形態
   　必要な時に必要なサポートを受けられる契約モデルを採用し、コスト最適化を支援。

6. 法務・専門家ネットワークによる包括支援
   　TMI総合法律事務所など、サイバーセキュリティに強い法律専門家との連携を通じ、法的観点からも企業を支援。

■ 法務専門家からの評価

TMI総合法律事務所 弁護士・寺門峻佑氏は次のようにコメントしています。

「『Secure Counsel』は、企業のセキュリティに関する課題を多角的に理解し、平時から伴走する新しい支援の形です。
企業が法的リスクと実務的課題を同時に把握し、成長を止めずに前進できる仕組みとして期待しています。」

■ 今後の展望

MBSDは「Secure Counsel」を通じて、企業のセキュリティ課題を経営戦略の一部として位置づける文化の定着を目指します。今後も、技術・法務・人材の三側面から、企業の持続的成長を支援してまいります。

引用元記事：https://news.3rd-in.co.jp/article/23ba2e22-b93a-11f0-bec4-9ca3ba083d71