テリロジー、Obsidian Security社と販売代理店契約を締結 ―― SaaS環境に特化した脅威検知・リスク管理ソリューションの提供を開始 ――

株式会社テリロジー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 達、以下「テリロジー」)は、Obsidian Security, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、以下「Obsidian Security社」)と日本国内における販売代理店契約を締結し、同社製品の販売を開始したことをお知らせします。
目次
■ SaaS利用拡大に伴う新たなセキュリティリスク
近年、クラウドサービス、特にSaaS(Software as a Service)アプリケーションは企業活動に不可欠な基盤となり、その導入が急速に進んでいます。一方で、設定ミスや不適切な権限管理、シャドーIT、生成AIアプリケーションの利用拡大などにより、組織のセキュリティリスクは複雑化・拡大しています。
また、SaaSを標的とした攻撃はユーザーアカウントの認証情報窃取を狙う傾向が強まり、従来型の境界防御やエンドポイント対策では防ぎきれない新たな脅威として注目されています。
■ Obsidian SecurityによるSaaSセキュリティ強化
テリロジーはこうした課題に対応するため、SaaS環境における脅威検知とリスク管理に特化したソリューションである「Obsidian Security」の取り扱いを開始しました。
Obsidian Securityは、以下の2軸でSaaS環境の高度な防御を実現します。
SaaSセキュリティ体制管理(SSPM):SaaSアプリケーションの設定や権限を可視化・最適化し、誤設定やコンプライアンス違反を防止。
アイデンティティ脅威検知・対応(ITDR):アカウント乗っ取りや認証情報窃取など、IDを狙った攻撃を検知し、迅速に対応。
■ 業界最大級のSaaS侵害データリポジトリを活用
これらの機能を支えるのが、Obsidian Security社が保有する業界最大級のSaaS侵害データリポジトリです。同社は、500件を超えるインシデントレスポンスへの関与を通じて、SaaSがどのように侵入されるのかに関する膨大な実データを蓄積。この豊富な知見を基に、SaaS環境に内在するリスクを網羅的かつ高精度に評価します。
■ テリロジーの今後の展望
テリロジーは、Obsidian Security社製品の提供を通じて、企業のSaaS環境を安全に保護し、信頼性の高いデジタル社会の実現に貢献してまいります。
引用元記事:https://www.sankei.com/pressrelease/prtimes/5UQZ7R623JPITLJFLP3RBIQ2EM/



