SHIFTは、ノープロンプト生成AIツール「天才くん」から、情報システム部門（以下「情シス」）の業務に特化した新サービス「天才くんfor情シス」の提供を開始した。

「天才くん」は、企業や部門ごとの業務目的やプロセスに合わせ、ユーザー自身が必要なテンプレートや機能を量産・カスタマイズできる生成AIツールである。ユーザーからの「AIツールを使いこなせない」という声を受け、プロンプトやAIに関する知識に関係なく直感的に操作できるインターフェースにこだわり、日常業務での活用を促進することで、部署全体の業務品質と生産性向上を支援する設計となっている。

情シス業務の中でも、セキュリティチェック関連は正確性が求められる一方、業務の貢献が可視化されにくい業務の代表例だ。たとえば、新規導入ITツールが自社のセキュリティ基準を満たしているかを、「セキュリティチェックシート」に基づき確認する作業などがある。

「天才くんfor情シス」では、こうした業務を支援する特化型テンプレートを搭載している。具体的には、

• 「自社セキュリティ基準照合さん」 や 「他社セキュリティチェック回答さん」 により、セキュリティチェック業務を情シスに代わって実施

• 「情シス問い合わせくん」 により、現場からの一次問い合わせ対応を代理

これにより、情シスの負荷やジレンマを生成AIで軽減できる。

さらに、天才くんfor情シスには情シス業務特化型テンプレート8種を用意。利用企業ごとに異なる業務プロセスや範囲に応じて、ユーザー自身が適用範囲や使い方を選択・カスタマイズできる。今後は、情シスユーザーのリアルな声を反映した特化型テンプレートの拡充も予定している。

引用元記事：https://enterprisezine.jp/news/detail/23053