〜Google Security Operations、Google Threat Intelligence、Mandiantのソリューションを活用し、重要インフラのレジリエンス強化を支援〜

株式会社日立システムズ（本社：東京都品川区、代表取締役 〇〇〇〇、以下、日立システムズ）は、グローバルでのセキュリティ事業強化に向けてGoogle Cloudとのコラボレーションを進める中で、新たに**「サイバーレジリエンス on Google Cloud」**として、「Google Security Operations」「Google Threat Intelligence」「Mandiant」の各種サービス・ソリューションの提供を開始しました。

これにより、日立システムズは日本国内における重要インフラ分野のレジリエンス強化、事業継続性の確保、そしてセキュリティ人材不足への対応に貢献します。

■ 背景

株式会社日立製作所（以下、日立）は2024年、Google Cloudとの戦略的アライアンスを締結し、AIおよびクラウド技術を活用したソリューション提供体制をグローバルで強化してきました。
この取り組みの一環として、日立システムズの海外グループ会社であるHitachi Systems Trusted Cyber Managementは、すでに海外市場においてGoogle Cloudのセキュリティソリューションを活用し、幅広い業種の顧客にスケーラブルで効率的なサイバーセキュリティサービスを提供しています。

こうした実績をもとに、今回日立システムズは、金融・公共（交通を含む）・医療といった重要インフラ分野で培ったドメインナレッジと運用ノウハウを生かし、日本国内でもGoogle Cloudセキュリティソリューションの提供を開始しました。

■ 提供開始する主要サービス

【Google Security Operations】

AIと脅威インテリジェンスを活用したインテリジェンス主導・AI駆動型のセキュリティ運用プラットフォーム。
ログ収集から検知、トリアージ（優先順位付け）、調査、対応までの全プロセスを自動化し、Google独自のルール群と高速検索技術により、新たなセキュリティ脅威にも迅速に対応します。
さらに、生成AIを活用してインシデントごとの概要や影響範囲を要約表示することで、専門知識を要するセキュリティ分析業務の生産性を大幅に向上させます。

【Google Threat Intelligence】

サイバー攻撃者の特定や、攻撃手法・戦術・手順（TTPs）の変化を可視化する脅威インテリジェンスサービス。
脅威情報のリアルタイム提供により、企業のセキュリティ対応における優先順位付けや防御戦略の最適化を支援します。

【Mandiant サービス・ソリューション】

Google Cloudの専門家によるセキュリティ運用支援およびコンサルティングサービス。
セキュリティ体制の補完・強化を通じて、専門人材の確保が難しい企業でも、運用負荷の軽減と対応力向上を実現します。

■ 今後の展開

日立システムズは、Google Security Operationsを活用した**マネージドセキュリティサービス（MSS）**の提供を見据え、新たなセキュリティ運用モデルの構築を進めます。

また、「真のOne Hitachi」の実現に向け、IT領域に加え、日立グループが強みを持つOT（Operational Technology）分野の技術力を融合。
「Cyber Security for IT×OT」というコンセプトのもと、グローバル市場での知見を活かし、OT領域におけるセキュリティサービスの提供を拡充していきます。

これらの取り組みにより、2030年までに国内外のセキュリティ事業全体で売上1,000億円規模の達成を目指します。

引用元記事：https://news.yahoo.co.jp/articles/996fc62af52970259830c2ec7496746f8794334e